無観客の下、関係者のみで行ったどんと祭

無観客の下、関係者のみで行ったどんと祭

無観客の下、関係者のみで行ったどんと祭 無観客の下、関係者のみで行ったどんと祭

 【大田原】正月飾りやだるまなどをたき上げる新春恒例の「どんと祭」が10日夕、黒羽向町の那珂川河川公園で行われた。

 黒羽商工会青年部が毎年行っている。44回目の今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客。黒羽中弓道部員がやぐらに火矢を放つ演出や黒羽高生らによる黒羽太鼓の演奏は中止され、無病息災や豊作の縁起物「とんぼ団子」の販売も見送られた。

 河川敷には、竹や木材を組み上げた高さ約4メートルのやぐらが設置された。神事の後、同青年部員4人がたいまつで点火。やぐらはバチバチと大きな音を立てて炎に包まれていった。

 車で会場を訪れた地域住民らは、持参した正月飾りを車の中からドライブスルー方式で関係者に手渡した。

 同青年部長の金子嘉之(かねこよしゆき)さん(41)は「無観客開催でも、伝統行事を継承できたのは良かった。今年こそコロナが収束して良い年になるよう、願いを込めて実施した」と話した。