準々決勝の富山第一戦で好セーブする矢板中央のGK藤井。故郷の強豪・青森山田との準決勝に向けて士気を高めている

 第99回全国高校サッカー選手権大会第5日は9日、さいたま市の埼玉スタジアムで準決勝2試合を行い、本県代表の矢板中央(4大会連続11度目)は午後2時20分から、青森県代表の青森山田(24大会連続26度目)と激突する。矢板中央は準々決勝で富山第一(富山)に2-0で快勝し、2大会連続4度目の4強入り。準決勝に勝てば同校初、県勢としても第43回大会で準優勝した宇都宮学園(現文星芸大付)以来、56大会ぶりの決勝進出となる。(平井星(ひらいひかる))

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 故郷の強豪との一戦に、矢板中央の青森県出身の師弟コンビが闘志を燃やしている。2年生GK藤井陽登(ふじいはると)は十和田中出身で、指導する木村大地(きむらだいち)GKコーチ(22)は青森山田OB。藤井は「矢板中央でやってきたことを発揮し、地元に恩返ししたい」と意気込む。

 藤井は中学時代は無名選手だった。ただ県外高校への進学志向が強く、矢板中央の練習に参加。「技術は未熟だったが、サッカーに対するひたむきな姿勢が良かった」と木村コーチの目に留まり、越境入学を決めた。