東京電力福島第1原発事故に伴い奥日光・中禅寺湖で続く魚の持ち出し禁止措置について、中禅寺湖漁業協同組合は8日、ニジマスとホンマスの持ち帰りを解禁すると発表した。同日付で、県がニジマスの解禁延期要請を解除したため。4月の釣りシーズンの到来と共に、10季ぶりに持ち帰りが可能になる。

 県は、放射性セシウムの濃度が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を安定的に下回っているとして解除を決めた。ニジマスの放射性物質モニタリング調査で、基準値を超えたのは2013年6月が最後。規制解除に向け調査回数を増やした20年3~9月の検体は、高くても43ベクレルと基準値の半分以下に収まっていた。