冬休みが明け、教室に入る前に手指を消毒する児童=8日午前7時50分、宇都宮市西原2丁目

 栃木県内の多くの公立小中学校で8日、冬休み明けの授業が始まった。コロナ禍による外出自粛などで我慢を強いられる中、児童は久しぶりに再会した友人と学び舎で笑顔を見せ合った。

 児童279人が通う宇都宮市西原小では、午前7時半すぎからマスク姿の児童が元気に登校。一人一人手指を消毒し体調を報告してから、2学期後半の最初の1日が始まった。

 栗原武夫(くりはらたけお)校長(60)は朝会で、各教室のテレビ画面を通じてあいさつ。同市が6日に独自に発出した緊急事態宣言に触れ、「感染予防はこれまで以上に必要。大切な人の命を守る行動をしよう」と優しく語り掛けた。1年増渕詩織(ますぶちしおり)さん(6)は「コロナがなくなる1年になってほしい。そうなったら、友だちとお泊まり会がしたい」と笑顔をみせた。

 3学期制の真岡市真岡中(552人)は校内放送で始業式を行い、生徒たちは各教室で代表生徒の抱負などに耳を傾けた。校門で登校を見守った金澤長年(かなざわながとし)校長(59)は「生徒の表情はいつも通り明るかった」と振り返り、式辞で「締めくくりの3学期。皆で最高だったと最後に言えるようなクラスにしていこう」と呼び掛けた。

 三が日明けから県内私立高の入学試験が始まり、受験生たちは順調に日程をこなしているという。金澤校長は「県内の感染状況を踏まえ、例えば体育や音楽の授業内容の吟味など、より注意深く対策を講じたい」と話した。