記者会見する荒川教育長=7日午後、県庁南別館

 荒川政利(あらかわまさとし)県教育長は7日の定例記者会見で、2021年度の栃木県立学校入試における新型コロナウイルス対策を明らかにした。前回、県教委ホームページ(HP)上のみで実施した合格者発表は、従来のように掲示板のみで発表する。荒川教育長は「受験生が存分に受験に望めるよう、県民には不要不急の外出自粛に協力をお願いしたい」とも呼び掛けた。

 21年度の県立学校入試は、新型コロナの感染者や濃厚接触者となり本来の試験を受けられない児童生徒を対象に、別日程での「特別の選考・選抜」を実施する。9日には県立中入試が控えるが、現在までに特別の選考への申し込みはないという。

 県立高の合格者発表を巡り、20年度入試は新型コロナ対策として県教委HPのみで発表する方式を取ったが、アクセスが集中して閲覧できない状況が生じた。

 荒川教育長は「なかなかアクセスできないのは精神的にも不安定だ。確認すれば分かるという形を取りたい」と、掲示板のみでの発表に切り替えることを説明した。掲示板の分散などで密集・密接状態が生じないよう工夫するという。

 今後の新型コロナ対応について、荒川教育長は「油断はできない状況で、分散登校や休業もありうる。(対面授業とオンライン授業を合わせた)ハイブリッド的な教育の在り方も検討しながら取り組んでいく」と述べた。