【鹿沼】佐藤信(さとうしん)市長は7日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の先行きが見えない中、昨年は中止とした「鹿沼さつき祭り」を5月29日から6月7日まで市花木センターを主会場に開催すると発表した。ただ、祭り初日に開催してきた協賛花火大会は中止とする。鹿沼さつきマラソンは規模を縮小し、5月9日に開催する方向で検討している。

 さつき祭りは銘木が集まる全国最大級のサツキ展示会。展示方法などを工夫して感染症対策を徹底する。入場制限なども実施しながら、「サツキのまち」をアピールするという。花火大会は「密」を避けることが困難なため、通常のような開催は中止とし、代替事業などを検討するという。

 さつきマラソンは一昨年まで全国から約1万人の市民ランナーが参加していた。今回は参加者を市民に限定。参加者数をこれまでの1割程度と規模を縮小し、長距離コースの変更や周回コースとすることも視野に検討しているという。それぞれ今後の実行委員会で詰める。

 初夏を彩るイベントで対応が分かれる形だが、佐藤市長は「いずれのイベントも、従来のような形での実施は難しい状況にある。感染防止、3密回避を徹底し、充実したものになるよう準備したい」と述べた。