真剣な表情で筆を運ぶ参加者

 【足利】新春恒例の書き初め会が6日、昌平町の史跡足利学校で開かれた。新型コロナウイルス感染対策で参加者は例年の半分に制限し、小中学生15人が「恕(じょ)と仁」「温故知新」など論語にまつわる言葉に挑んだ。

 講義、学習などの場だった方丈を会場とし、今年で24回目。講師を務めた足利書道連盟の亀井言尉(かめいげんじょう)会長は「コロナ禍で心配したが、開催できてうれしく思う。思いを込めて書き初めをしてほしい」とあいさつした。その後、参加者は亀井会長ら5人の指導を受けながら、静かに筆を運んだ。

 2回目の参加で「思いやり」と書いた北郷小5年大橋歩実(おおはしあゆみ)さん(11)は「うまく書けるようにしたい。コロナが早く収束する年になってほしい」と話した。

 15人が書き上げた作品は31日まで、同学校に展示される。