出版と図書館、理想の関係は 壬生町図書館で講演会

 【壬生】町図書館はこのほど、図書館と出版社をつなぐ講演会を城址(じょうし)公園ホールで開催した。テーマ「出版という仕事 本をつくる、本を広める」を通じ、来場した町民ら約70人が出版社と図書館の在り方などについて学んだ。

 一般社団法人「日本書籍出版協会」常任理事を務め、図書館委員会副委員長でもある原書房(東京都)の成瀬雅人(なるせまさと)社長と、書店や図書館の垣根を越えた連携を積極的に推進する柏書房(同)の富沢凡子(とみざわひろこ)社長が対談形式で講演した。

 富沢社長が営業職場を中心とした出版社の業務内容や面白さについて説明。成瀬社長は出版社と図書館の関係性ついて「図書館で借りた本が欲しくなるような本作りをしなければいけない。図書館は読者だけでなく著者を育てる畑であり、本作りに欠かせない資料室だ」と解説した。