目当てのマグロを競り落とす買い受け人ら

マグロの品定めをする買い受け人ら

目当てのマグロを競り落とす買い受け人ら マグロの品定めをする買い受け人ら

 栃木県宇都宮市簗瀬町の市中央卸売市場で5日早朝、初競りがあった。マグロなどの水産物や青果物が入荷し、競り人の威勢よい掛け声が日の出前の場内に響き渡った。

 水産物部には冷凍のメバチマグロが54本入荷。午前5時半ごろ、せり場に集まった買い受け人らは尾の断面を見て、色味や脂の乗りをチェックした。

 新型コロナウイルス感染拡大が続く状況を踏まえ、水産物卸売会社「宮市」の小林保彦(こばやしやすひこ)社長が「今年も困難に立ち向かわないといけない。一年よろしくお願いします」とあいさつ。三本締めをして競りが始まった。

 競り人がマグロの番号を読み上げると、買い受け人らは指のサインで希望価格を伝え、目当てのマグロを競り落としていった。最高価格は約24万3千円(98キロ)だった。

 この日の市場全体の入荷量は、水産物がほぼ例年並みの約19トン。青果物は冬場の天候が安定した影響でダイコンなどの入荷が増え、前年を上回る約340トンだった。