国が2月下旬をめどに開始する新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に対応するため、足利市は4日、職員5人で構成する「新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム」を1日付で新設したと発表した。同市によると、対策チーム設置は県内初という。

 また栃木市も4日の定例記者会見で、ワクチン接種に対応する専従の職員1人を1日付で新型コロナウイルス感染症対策室に配置したと発表した。今後、応援職員を含む全庁的なチームを編成して準備を進める。

 足利市の対策チームは接種に必要なクーポンの準備や会場選定、市医師会との連絡調整などを行う。健康増進課に職員1人を増員し、同課所属の看護師長をリーダーに保健師1人、事務職員3人で構成。接種歴台帳の管理やクーポンの印刷・発送、ワクチンの配布・管理のほか、個別や集団など接種方法の検討も行う。

 同課の菊地敬子(きくちけいこ)課長は「希望者に対しスムーズな接種につながるよう、早めの準備で万全を期したい」と話している。

 一方、栃木市のチームは10人程度を想定しており、接種券の準備や集団接種会場の検討、コールセンターの設置などに取り組む。

 2021年度は管理職や担当職員を健康増進課内に置く予定という。会見で大川秀子(おおかわひでこ)市長は「国から示されたスケジュールは非常にタイトで厳しいものだが、希望する市民に対し速やかにワクチン接種ができるよう関係機関と協力して進める」と話した。