初詣に訪れたマスク姿の参拝客=2日午前10時25分、宇都宮二荒山神社

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、県内社寺に足を運ぶ初詣客の姿も例年に比べて大きく減っている。晴天に恵まれた2日、マスク姿で訪れた参拝客はコロナ禍の一日も早い収束と1年の幸せを静かに願っていた。

 多い年で三が日に40万人以上が訪れる宇都宮市中心部の宇都宮二荒山神社。今年は密を避けた参拝を呼び掛けており、元日の初詣客は昨年の約20万人から約1万5千人へ激減した。

 2日も夕方までに約1万人と、約11万人が訪れた昨年に比べて大きな混雑となることはなかった。参拝客は参道を一方通行で進み、目印となる白線に合わせて一定の距離を保つなど、神社の感染防止対策に協力しながら祈りをささげた。

 夫婦で訪れた宇都宮市南町、無職男性(66)は「いつもより参拝しやすかったです。正月はコロナで東京にいる娘とも会えない。早く収束してほしいですね」と話していた。