新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県と宇都宮市は31日、計73人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。宇都宮市内の金融機関とサービス業事業所で5人以上の感染が判明し、県は県内17、18例目のクラスター(感染者集団)に認定した。1日当たりの発表数は29日の83人に次ぐ多さ。累計感染者数は計1478人となった。

 新規感染者は10~90代の男女。市町別では宇都宮市42人、真岡市5人、栃木市、鹿沼市、小山市と高根沢町が各4人、足利市3人、佐野市、日光市、さくら市、那須烏山市、上三川町、東京都、群馬県が各1人。73人のうち重症者は1人。

 クラスターのうち、金融機関の5人は29、30両日に感染が判明した20~60代の従業員男女。更衣室の換気や食堂、休憩室の感染対策に不十分な点があったという。サービス業の7人は28~31日に判明した20~50代の男女。自席での食事中の会話を原因とした。

 宇都宮市の30代男性は県立岡本台病院の個室に28日から入院していた。他の入院患者や病院職員に発熱などの症状はないという。

 県と宇都宮市は31日、計165件の検査を実施(委託分は未集計)。累計検査件数は7万2649件、退院者1006人、入院者144人、重症者10人。