新型コロナウイルス感染症について、県が警戒度を最高の「特定警戒」に引き上げたことを受け、県内8市町は30日、いずれも1月に予定していた成人式の中止や延期などを発表した。式典を取りやめ、記念撮影のみとする自治体もある。

 発表したのは宇都宮、鹿沼、さくら、那須烏山の4市と市貝、塩谷、高根沢、那珂川の4町。

 宇都宮市は10日に予定していた成人式の延期を発表した。代替事業の実施時期は未定。着物のレンタル料の補償について検討しているという。

 鹿沼市も10日に予定していた「市20祭2021(成人式)」の延期を決めた。延期後の日程は未定で、新成人で実行委員長の戸島新太(としまあらた)さんは「感染対策を工夫し開催を目指してきたが、やむを得ない。延期後の開催に向け尽力したい」とコメントした。

 さくら市は10日に予定していた成人式の中止を発表した。新成人には通知文を郵送するなどして周知する。式の代替策や延期の有無は今後、新成人を対象にアンケートを取り検討するという。レンタル着物のキャンセル料などについて、一部助成を検討する。 

 那須烏山と那珂川の両市町もそれぞれ10日に予定していたが、中止を決めた。この数日間に両市町で感染者が複数出ていることなども考慮したという。

 市貝町は10日に予定していた式典を中止とし、記念写真の撮影のみ実施するという。

 塩谷町も10日の予定を中止に。新成人118人には郵便や町のホームページで周知するほか、1月中に町の特産品などの記念品を郵送する。

 高根沢町は3日に開く予定だったが中止とした。レンタル着物のキャンセル料への対応などについては今後検討するとしている。