「全国大会ではチームを優勝に導く」と意気込む矢板中央のDF坂本主将=矢板中央高東泉グラウンド

 31日に開幕する第99回全国高校サッカー選手権に出場する矢板中央のDF坂本龍汰(さかもとりゅうた)主将が、チームメートへの恩返しを胸にピッチに立つ。全国予選を兼ねた栃木大会はけがで欠場し、仲間に全国の大舞台へ連れてきてもらったからだ。戦列に復帰し、「ベンチに入れない間も学ぶことはあった。今度は自分がチームを優勝まで導く」と同校初の日本一に闘志を燃やしている。

 集大成の大会を前にしたアクシデントだった。今秋に行った尚志(福島)との練習試合。相手選手との接触プレーで転倒し、左鎖骨を骨折。「主将としてふがいなかった」。チームをけん引するはずだった10、11月の栃木大会には1試合も出場できず、熱戦を見守るしかなかった。