新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県と宇都宮市は29日、県内で1日当たり最多の計83人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。

 1日当たりの発表数の最多は26日の42人だったが、この約2倍となった。29日に確認された83人のうち、39人は鹿沼市の鹿沼病院の入院患者と医療従事者で、県は県内16例目のクラスター(感染者集団)に認定した。県内の医療機関でクラスターが発生するのは初めて。

 最多の感染確認を受け、県は対策本部会議を開き「医療提供体制の深刻な機能不全を招くリスクが高い」として、県の警戒度を4段階で最高の「特定警戒」に引き上げた。期間は30日~来年1月11日で、新型コロナ特措法に基づき、県民には不要不急の外出を自粛するよう求める。