感謝の心で一歩ずつ変化

 

 菓子問屋として栃木県を中心に関東信越エリアに9カ所の拠点を構え、エリア内をくまなく配送できる物流体制を持つ。「お菓子のプロとして、お得意先様の売り場を通して皆様の手元に数多くのおいしい商品をお届けすることをモットーとしています」。「限りなき前進」と「日々感謝の心」が社是。得意先、取引メーカーに信頼される企業を目指して日々の業務活動に取り組む。

 昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の中、得意先や菓子メーカーに支えられて社が存続していることを再認識する1年だったと振り返る。「何度も難しい決断を迫られる場面があり、厳しい年でした。支えていただいた皆様に心からお礼を申し上げます」と感謝を語る。一方で、普段は検討できない部分を見直し、改善・強化できたという。「結果がすぐに出ないものもありますが、将来への布石となると考えています。また、新型コロナに関わらず、ここ数年は働きやすい環境を整備する活動を行っており、社内アンケートでも徐々に成果が表れてきました」

 新しい年に向けては「ある調査会社のデータでは、取引先からの新商品やキャンペーン、消費・イベント関連情報が減ったと思う人が約半数にのぼることが挙げられています。店頭状況や競合状況などの地域情報についても、約4分の1の人が情報不足と捉えているそうです」と分析。引き続き営業活動が制限されることを想定して、情報を正確迅速に提供できる営業活動を行う。

 昨年は物流体制改革と商品在庫をより潤沢に確保するため、「物流会社の子会社化」「郡山支店の移転」「長野支店と松本支店の統合」と三つの対策を講じた。今年は「青森県での支店開設」など、物流の効率化を中心にさらに販売競争力をつけていく方針だ。「SDGsへの対応など社内外で取り組まなければならないことが多々あります。改善改革を進め、会社を一歩ずつ進化させる1年にしたい」と決意を語った。