チャレンジする一年に

 

 新型コロナウイルスの感染拡大により、生活のさまざまな面で変化を求められている。一方で「既存の考えを一回整理し、見直す契機にもなったと思います。2021年は自分たちも前例踏襲だけではなく、新しいことにチャレンジする年にしたい」と力を込める。

 年始早々の1月に実施するのが新規イベント「くらフェス」の開催と、小山営業所の開設だ。

 昨年から準備を進めてきた「くらフェス」は全社員を六つのチームに分け、チームごとにモデルハウスを企画・建設する試みだ。6棟のモデルハウスは小山市と日光市の自社分譲地に3棟ずつ建てられ、どの建物が良かったかを来場者に投票してもらう。「営業や管理、賃貸部門など、これまで関わる機会の少なかった他部署の社員とも交流するきっかけになり、モチベーションの向上にもつながっています」

 小山営業所は県南地域の営業力強化が狙いだ。住宅業界参入から約50年になるが、本社以外の営業所開設は初めて。「わが社にとっても歴史的な出来事。これまでは遠方のお客様も宇都宮まで来てもらっていましたが、利便性が格段に向上します」と期待する。

 昨年は新型コロナの影響で2月以降、住宅着工の動きが鈍化し、住宅見学会なども中止を余儀なくされた。しかし「ステイホームやリモートワークの期間を通じ、あらためて快適な住空間を意識される方が増えたようです」と話す。実際、6月からは反動で受注が大幅に増加し、これまでにない忙しさになった。

 一番大切にしていることは、顧客ニーズを的確に把握した家づくりだ。「『予算の範囲で理想の家が建てられた』と評価していただけるのはありがたいことです」と笑顔をみせる。顧客の紹介が新たな受注につながるケースも多いという。

 基本を大切に、かつチャレンジ精神を欠かさず。新年にさらなる躍進を誓う。