三本柱で百年企業目指す

 

 「これからは、百年企業を目指していきます。世の中に必要なものを提供しなければ会社は百年続きませんから、企業の創業者としてそこをとことん考えていきます」

 エマールグループは総合人材サービスの分野で製造請負(OEM)、労働者派遣事業、外国人技能実習生の受け入れ、住宅資材の設計・開発、コンサルティング事業(海外進出・M&A)、海外事業(住宅建築・緑地造園)を展開している。

 昨年から新型コロナウイルスの感染拡大に揺れる中「建築資材の製造に売上が偏り過ぎたので、事業内容の配分を見直しました。今後は設計センターがあるグループ企業のエマールベトナムと共に建築資材の設計などに力を入れていく」と語る。そのために昨年、既に国内大手のメーカーとの新たな契約を交したという。

 景気の悪化で製造請負での労働力需要が減少していることを踏まえ、「コロナが始まったころから顕著になっています。今までは製造請負が主体でしたが、これからは人材派遣の方へシフトしていきます」とも。さらに事業内容を「製造」「設計」「教育(日本語学校)」に分けて「この三本を柱に将来のゴール地点を考えていく」という。

 グループ全体で日本人社員は約100人、外国人社員は600人が在籍する。グループ企業は「エマール」をはじめ、「海新」「インターキャリア」「関東エンジニアリング協同組合」があり、製造ラインを請け負う事業所を全国7カ所に展開する。海外には設計専門の「エマールベトナム」のほか、工場の造園業や住宅建築の「ブルードラゴンコンストラクション」がある。

 今後、外国人労働者を受け入れ共存社会を実現する上では欠かせない「日本語学校の設立を絶対に実現する」と熱意を傾ける。「今からコロナ後を考えて会社の仕組みや業態も時代に合ったものに変えていかねばなりません」と見据える。