変わり続けることが大切

 

 「パソコンや教育、外国人就労の相談ならオリオンコンピュータ」とイメージされる企業のブランディングに力を入れ、「必要とされる地域密着型のIT関連企業」を目指す。昨年1月にスリランカに同社で運営する職業訓練校を開校。続いて4月にミャンマーでの開校を準備してきた最中、新型コロナウイルスの感染が拡大したため、今年6月に開校を順延。それでも「オンラインで授業を行う予定です」と積極的な海外展開を続ける。

 「5年以内にアジアで5カ所の拠点を作るのが目標。今年中には3カ所目となる候補地を決定したい」と、インドネシアやフィリピンなど東南アジアへの開校を構想する。

 創業して23年目となる。国県の離職者訓練などPC関連の教育事業をはじめ、システム開発やホームページ制作事業、保険の資格更新を行う試験会場運営、外国人が語学や高いPCスキルを学ぶIT専門学校という四つの柱で事業を展開する。一昨年、有料職業紹介所、特定技能の人材を受け入れる登録機関の認可を受け「外国人留学生が当校に入れるルートを開いていきたい」と意欲を示す。コロナ禍でパソコンを使ったECサイトでのネットショッピングやウェブ会議などインターネット通信が活発化している。「この1年でオンラインやITなどの利便性が広く認識されるようになりました。時代に求められる商材を開発することに目を向けていくことが重要です」。外国人労働者関連では「資源が豊富な県内の観光分野など、コロナが沈静化すればどこかのタイミングで産業も活性化します。休日などで人手を必要とする仕事に労働意欲のある外国人の人材を紹介していきたい」と力を込める。

 2021年のキーワードに『進』の一字を選んだ。「これからの社会はどうなっていくのか、世界がどう動くか、誰にも予測が付かない。だからこそ変わり続ける。進歩、進化して止まらないことが大切です」