顧客の信頼、次の100年も

 

 1921年4月1日、水戸市で創業し、今年でちょうど100周年を迎える。「お客さまとの距離の近さ」「多様な商品ときめ細かなサポート」「安定的な財務状況」を強みに、25店舗を展開する中堅証券会社として知られる。「顧客・株主・社員にBESTをつくす企業でありたい」を経営理念とし、「お客さま第一主義で地域の皆さまに寄り添い、対面営業にこだわった100年でした」と語る。

 次の100年の礎として2015年度に策定した経営ビジョンでは、「お客さまからの信頼度ナンバー1の会社」「社員が誇りを持って働き自己実現できる会社」「金融サービスと情報発信で地域社会の発展に貢献する会社」「ビジネス構造の変革に挑戦し続ける会社」の4項目を掲げ、2022年3月までに安定収益構造の定着や水戸ファンドラップ預り資産1300億円等を目指す。ファンドラップとは、投資一任契約を結んであらかじめ選定した投資信託の投資配分や売買、管理等を金融機関に任せる商品であり、長期的な資産形成に資する商品として知られている。

 新型コロナウイルス感染症の影響については「昨年の株式相場は3月を底に、景気の回復を先取りする形で上昇しましたが、今後はワクチン開発ほか注目材料が多く予断を許さない状況です」とする。

 年末年始には3年ぶりにテレビCMも放映し、ホームページには100周年記念サイトを開設したほか、ウェブ広告でも幅広くPRする方針。次の100年について「対面証券の強みは、マーケットに明るい営業員が、多様な商品のリスクを詳しく説明できることです。情報があふれる現代において、必要な情報を素早く的確にお伝えできるよう、今後も引き続き、資産運用アドバイザーとしての質を高めていくことに注力します。お客さま第一主義で地域の皆さまに寄り添い、信頼の絆を強めていく姿勢を継続します」と語った。