「見えないもの」こそ大切

 

 新年の抱負をたずねると「本年も、顧客満足度(CS)ナンバーワンにこだわり続けたい」と、力強い答え。「私ども住宅産業ではお客様とのていねいなコミュニケーションが不可欠です。特に今はソーシャルディスタンスを余儀なくされるコロナ禍ですが、社員には『お客様との心の距離を空けないこと』と伝えています」

 栃木・群馬・茨城(西部エリア)の北関東3県の広い地域に顧客を持つ同社。事業内容も戸建や賃貸住宅、不動産分譲だけでなく、賃貸管理、医療福祉施設建築など幅広い。その総合力を生かして取り組んでいるのが、今年完成予定のJR栃木駅北口整備事業だ。

 「栃木市全体の発展に寄与する開発とするために、行政や経済界、市民の皆様と連携して事業を進めています」と力をこめる。

 同社はまた、超高齢化社会を迎え今後重要度が増す医療建築や介護施設建築など、医療福祉関係の建築にも力を入れている。「医療福祉分野は、ビジネスだけでなく地域貢献としても重要。今後もより強く推進していきたい」と抱負を話す。

 事業の核、パナソニックホームズの特徴について「構造・空気・時間です」と説明する。具体的には、超高層ビルの制震技術「座屈拘束技術」を応用したアタックフレーム(構造)や微細粒子もカットする超高性能HEPAフィルターを採用した換気システム、さらに省エネ大賞を受賞した全館空調エアロハス(空気)、そして経年変化の少ない光触媒タイルを採用し実現した高いメンテナンス性(時間)などだ。「コロナ禍の現在、特に換気システムについて関心が高まっています。お客様に、しっかりとお伝えしていきたい」と話す。「私どもは、デザインなど目に見えるものばかりではなく、構造・空気・時間といった『目に見えないもの』を大切にしてきました。顧客サービスや地域貢献でも同じです。目に見えないものを大切にすることこそが、本物のサービスを生みます」と。