那須に観光、生産農場設立

 

 「檜の家」にこだわった家づくりで知られる同社は、1974年に関東地方で初の営業所を宇都宮市に開設。92年にはグループ傘下の「ホテル東日本宇都宮」を開業し、2019年には創業50周年記念事業の一環として那須町に、離れ形式で大人が安らげる「ホテル四季の館 那須」と、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選ばれた大正モダンが人気の「ホテル森の風 那須」の二つのホテルを配した「那須みやびの里」をオープンした。

 「皆さんに受け入れられたことは、とても光栄です。昨年は那須みやびの里の敷地内に、那須高原最大級となる観光型フルーツ園『那須みやびの里フルーツパーク森の風』をオープンしました。観光農場と生産農場があり、新鮮なフルーツ・野菜の収穫体験やお土産も購入していただけます」

 そんな中、新型コロナウイルス感染拡大の影響が降りかかる。「住宅関係は展示場が使えず、ホテルも宴会や会合がキャンセルになるなど大きな影響がありました。前年度からの消費税増税もあってダブルパンチです」と話すが、表情は決して暗くはない。「リーマンショックなどこれまで幾度も危機があり、その都度乗り越えてきました。暗く考えても仕方ありません。明るくやっていくしかないでしょう」と笑顔を見せる。

 自粛期間中、ホテル部門は2カ月間の休業を余儀なくされたが、その間に働き方改革を実行。社員には「何かアイデアを考えておいてほしい」と呼びかけ、料理人やフロント係でも部署をまたいで業務するよう効率化を図った。住宅部門では、コロナ禍以前から準備してきた360度3D映像でリアルに体感できる「WEB住宅展示場」を開設し、インターネットを強化。オンラインで自宅から家づくりの相談ができる「自宅にいながら住宅相談コーナー」は、土地選びから設計、資金の相談など家づくりに関する相談ができると好評だ。