腰を据えて堅実な歩みを

 

 「健康の大切さをあらためて考えさせられた一年になりました」。新型コロナウイルスの影響で、休業を余儀なくされた施設の一つがスポーツクラブだ。ビッグツリー関連の施設で感染者やクラスターが発生したわけではなかったが、利用者の不安を払拭することは難しく、昨年は感染を心配する高齢者を中心に退会が相次いだ。「店舗によっては会員が半分にまで減少したところもあります。全国のスポーツクラブは、どこも必死です」と現状を説明する。そうした中、換気や除菌などの感染防止対策を徹底した上で、「スポーツクラブで心と体の健康を作りましょう」と、前向きなメッセージを発信。その結果、会員も増加の兆しを見せ、徐々に以前のにぎわいを取り戻そうとしている。

 昨年12月には、話題の定額制セルフエステスタジオ「BODY ARCHI(ボディアーキ)」が県内初進出を果たした。最先端エステマシンを使用し、プライベートな空間で自らが施術するという新しいスタイルが特徴だ。リーズナブルな上、他者との接触が控えられたとコロナ禍でも人気を集めており、「ゆくゆくは県内各地に展開していきたい」と展望する。ラグザ店は、同じく12月に24時間営業のジム&スタジオ「LUXZE+24」に業態変更。1階フロアにあったプールをスクール化し、新たにスポーツ&スタディをコンセプトとしたウェブ学習コーナーのあるスクール事業、24時間営業のクリーニング店などの新規事業を行う。また、「農産直売所あぜみち」がテナントとして入居予定となっており、9月には健康的な生活思考の人々が集う複合施設「B-FOREST」に生まれ変わる。「経済状況がすぐに回復するとは思えず、1年掛けても以前のようには戻らないかもしれません。だからこそ、それに見合う体力を付ける必要がある。今年は人材育成に力を注ぐと共に、必要な事業に腰を据えて堅実に取り組む、そんな一年にしたいですね」