地域貢献の原点に返る

 

 地域密着で建設・産業機器のレンタル・販売・サービスを展開する総合商社だ。「コロナ禍の今だからこそ、原点である経営理念に立ち返り、地域貢献に努めていきたいと考えています」

 経営理念は「三体共栄の精神」。これは事業の「レンタル・販売・サービス」と、事業と生活を支える「顧客・仕入先・会社」、そして「社会・会社・家庭」が共に成長し、幸せになることを目指したもの。

 一昨年の台風19号で県内の多くの河川がはんらんした。その災害復旧への動きがここに来て本格化してきた。「河川改修の復旧工事に機械を貸し出すという自分たちの生業を全うすることで地域に役立ちたい」と語る。

 昨年4月、宇都宮市西原町に本社を移転、3階建ての建物をリノベーションした。5月には創業50周年という大きな節目を迎えた。

 昨年11月に予定されていた2年に一度の大規模な建設機械の展示販売会「大感謝祭 つなぐ 2020」はコロナ禍のため、今年2月に開催を延期。十分な感染予防策を講じた上で招待者、来場者を分散して開催する。今回は初のウェブ展示会を同時開催して、ウェブ上で取引先や顧客に建設・産業機器に関するさまざまな情報提供を開始する。

 今年夏には、中古の建設機械をリメークするための再生、修理工場とそれを展示販売するリメイクセンター(仮称)を同市屋板町に開設する。新たな店舗展開には2019年に開設した山形営業所と「宇都宮をつなぐイメージを持っている」と模索する。

 約120人いる社員の働き方改革として育児休暇の取得促進を図るとともに、新たなイメージキャラクターを作って改革を推進するという。

「我々の仕事もSDGs(持続可能な開発目標)やESG経営を意識しています。環境への適応、法令遵守を行い会社を健全化して社会に貢献していきます」