「栃木の今」しっかり報道

 

 「新型コロナウイルスの影響で厳しい状況ですが、今年も県内の感染者状況や行政の対策をしっかり報道していきます。昨年は知事ら首長の臨時記者会見を可能な限り生中継で放送し、県民周知に努めました。番組編成の現場は大変でしたが、県民の命と暮らしを守る報道は弊社の大きな使命と思っています」と改めて決意を述べる。

 臨時休校となった県内の小中高校生の学びを支援するため、県教育委員会の企画のもと、自宅学習ガイド番組「テレビスクールとちぎ」を5月初旬(5日間、50回)と中旬(6日間、42回)に放送した。見逃し・再視聴に対応してインターネットでも配信し、県民から大きな反響を得た。「とちぎテレビは『オール栃木』でつくられた県民の放送局。地域格差が生じやすい英会話やプログラミング教育などでも、教育現場で大いに活用してほしい」と訴える。

 甲子園大会の中止に伴って代替措置で行われた県内高校野球の交流試合も放送した。無観客試合になり、テレビ放映を望む声が多くあったためだ。全国高校サッカー栃木県大会も例年は決勝のみの中継だったが、今回は1回戦から準決勝までネット中継で配信した。「各試合の実況と解説は高校の放送部員やマネージャー、控え選手が務めましたが、予想以上のアクセス数がありました」と初の試みの成功を喜ぶ。

 また、昨年11月の知事・宇都宮市長のダブル選挙では開票速報を生放送し、出口調査などをもとに当確情報をいち早く報道した。特に知事選は立候補予定者のテレビ討論会を初めて企画。告示前に80分番組として放送しネットにも配信。熱い論戦もあって注目を集めた。「今年は県内5市3町の首長選や衆院選、東京オリンピックも予定されています。地域公共放送を担う県民テレビとして『栃木の今』をしっかり報道していきます。コロナ禍で厳しい1年となりそうですが、引き続き正確で迅速な情報発信に努めます」と結んだ。