変化を積み重ねて60周年

 

 今年12月に創業60周年となる。「時代や環境も大きく変わる中、長い間、発展を続けて来られたのは、ひとえにお客様に支えていただいたおかげです。これからも時代に合わせて変化しながら、なお一層、安全に楽しく車に乗っていただけるよう取り組んでいきます」とあらためて節目の年への決意を語る。昨年はトヨタの全販売店で全車種併売化という大変革の年となった。新型コロナウイルス感染症も広がった。「イベントなどは制限されましたが、コロナ禍の影響はそれほどではなかったと思います。サポカー補助金などの施策が後押ししました」と振り返る。6月にハリアー、8月にヤリスクロス、9月にGRヤリス、12月には燃料電池車のMIRAIなど、続々と新型車が発売されたことも力となった。

 経営のもう一つの柱となっている中古車部門では「中古車 にしなすの店」をリニューアル。中古車専門店では初めて整備工場を備えた店舗とした。また、那須塩原市のサーキットのネーミングライツ(命名権)を獲得し、「GR Garage 宇都宮つくるま工房 つくるまサーキット那須」を誕生させた。「イベントなどを通し、車好きの人を少しでも増やせればと思います」

 コロナ禍の中で車での移動が見直されている。今年も新型車が数多く登場する予定だ。「安全運転の技術や環境性能をさらに向上させた車をしっかり売っていきます。トヨタはモビリティカンパニーを掲げていますので、私たちもシェアリングの分野を手掛けるなどしながら、ともに歩んでいきたい」と新年の抱負を披露する。また、コロナ終息・交通安全の願いを込めてオリジナル「黄ぶな」を制作、その可愛らしいデザインが好評を博しているという。

 国連の持続可能な開発目標「SDGs」への取り組みにも力を入れる。昨年、栃木県が進める推進企業登録制度に申請を行った。「これを契機にさらに積極的に進めたいと思います」