来季は来場者5万人目標

 

 2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大によって、無観客試合、人数制限を設けた有観客試合を余儀なくされた栃木ゴールデンブレーブス(GB)。19年、6万人だった観客数は大幅に減少し、1万3千人となった。「コロナ禍にありながら、これだけ多くのファンの皆さんに応援していただき、感謝の言葉しかありません」と振り返る。

 そうした状況で迎えた昨年9月、元日本代表でメジャーリーガーの川崎宗則(かわさきむねのり)選手が加入。観客数も多い時で一試合2千人近くまで増加した。

 ドラフト会議では、球速150キロ超のサイドスロー石田駿(いしだしゅん)選手が東北楽天ゴールデンイーグルスから育成1巡目で指名された。また、岡田幸文(おかだよしふみ)外野守備走塁コーチも楽天の一軍外野守備走塁コーチに就任した。「石田君は栃木GBとしては2人目、投手としては初の指名でした。岡田コーチにNPBで指導者として活躍してほしい。来季こそ支配下で指名される選手を輩出していきたい」と話す。

 21年シーズンは、現時点で4月3日にルートインBCリーグが開幕。栃木GBのホーム開幕戦は10日、県営球場を予定している。東地区に所属し、茨城アストロプラネッツ、神奈川フューチャードリームス、埼玉武蔵ヒートベアーズの3チームとリーグ戦を戦っていく。その他、読売ジャイアンツとの交流戦も6試合を予定する。

 21年シーズンは来場者5万人を球団の目標に掲げた。目標実現のため、企業や団体に限っていたスポンサーを個人にまで広げる。「個人支援パートナーという位置づけです。対面営業で増やしていきたい」と語る。

 昨年末、本県の野球人口増を目的とした「栃木県野球協議会」が設立され、理事長に就任した。

 「コロナ禍ではありますが、待ちの姿勢ではなく積極的にチャレンジする年にしていきたいですね」と抱負を語った。