【下野・壬生・上三川】下野、壬生、上三川の3市町の教育委員会は28日、1月10日に開催予定だった成人式の延期を発表した。会場変更や2部制など新型コロナウイルス対策を取った上で実施する方針だったが、県内の感染急拡大を受けて延期を決断した。

 新たな日程は壬生、上三川町が秋以降で下野市は未定。成人式実行委員会の意向や感染状況、施設の空き状況などを踏まえて決めるという。決まり次第、市町のホームページなどに掲載し、新成人にも通知する。

 下野市と上三川町は、延期に伴う着付けなどのキャンセル料の一部補填(ほてん)を検討するという。上三川町は、キャンセルに伴う費用負担が確認できる領収書などの保管を呼び掛けている。

 同市と壬生町の幹部は、23日に「県医療危機警報」が出されたことなどを踏まえて判断したとしている。小菅一弥(こすげかずや)町長は「医療関係者の話を聞いて決断した。新成人には、こうした状況を受け止めることも、成人としての第一歩だと思ってほしい」と理解を求めた。

 山中庄一(やまなかしょういち)同市副市長も、市内にある自治医大付属病院から状況が逼迫(ひっぱく)しているとの説明を受け、延期を助言されたという。同市教委によると、新成人の父母からも開催を危ぶむ声が寄せられていた。