発熱時の検査・診察までの主な流れ

 新型コロナウイルス症の感染拡大が続く中で初の年末年始を迎えるが、県は新型コロナに対応する医療体制の整備を進めている。この時季は休診など医療機関の体制が手薄となりがちだが、新たな協力金制度を創設するなど、新型コロナの診療・検査を続ける医療機関を確保。県対策本部事務局の担当者は「県内全体の対応力を上げたい。まずは感染しないよう、県民には基本的な感染防止対策を徹底してほしい」と呼び掛けている。

 県は年末年始であっても、発熱などで体調が悪いときは、まずはかかりつけ医やコールセンターの「受診・相談センター」(0570・052・092)に電話連絡するよう求めている。コールセンターは年末年始も24時間対応する。

 県が指定する「診療・検査医療機関」は、発熱患者に対応できないかかりつけ医や、受診・相談センターからの紹介先となる。県は23日現在で607カ所を指定している。

 医療機関を支援するため、協力金制度も創設。受診・相談センターや他医療機関からの紹介を受けることや、新型コロナの検査実施、休日もしくは夜間の診療か検査など、満たす要件によって1医療機関当たり最大50万円を交付する。さらに29日~1月3日に限り、受診・相談センターからの紹介で1日当たり4時間以上の診療か検査を行うと、10万円を交付する。

 26日には1日当たり最多となる42人の陽性が発表されるなど、感染者の増加に歯止めがかからない中で迎える年末年始。県は「マンパワーは限られている。現状で一定の診療体制は確保しているが、対応力はできるだけ高めたい」としている。