県内有数のブドウ産地、栃木市大平地区でハウスブドウが収穫期を迎えた。
同市大平町西山田、杉田勇二(すぎたゆうじ)さん(45)方は約1ヘクタールのビニールハウスでブドウを栽培。ハウス内には巨峰やピオーネ、シャインマスカットなどの品種がたわわに実っている。
21日は早朝から夫婦で収穫作業を行い、鈴なりの果実を丁寧に摘み取った。杉田さんは「ことしは春の高温と少雨が良い影響を与え、甘みが強いものができた」と太鼓判を押していた。
ブドウはJAしもつけの集荷場から県内や東京方面などへ出荷される。ハウス栽培の出荷は、露地ものが出回り始める8月中旬まで続く。