お披露目された2機目のSL大樹=26日午前9時25分、東武下今市駅

 東武鉄道は東武鬼怒川線で26日、2機目の「SL大樹(たいじゅ)」として、蒸気機関車(SL)「C11形325号機」の運行を始めた。栃木県日光市今市の下今市駅で出発式があり、関係者らがデビューを祝った。

 1946年製で、98年から動態保存を開始。主に真岡鉄道で運行され、芳賀地区広域行政事務組合からこの夏、譲り受けた。SL大樹は年末年始の数日間、3年前から運行している「C11形207号機」と2機体制になる。207号機は1月中旬から夏まで検査に入るため、この間は325号機のみが運行する。

 出発式には東武鉄道の吉野利哉(よしのとしや)鉄道事業本部長、大嶋一生(おおしまかずお)日光市長、石坂真一(いしざかしんいち真岡市長)らが出席。くす玉を割って祝った後、新たにえんじ色のヘッドマークを付けた鬼怒川温泉駅行きの325号機の出発を見送った。

 大嶋市長は「SL大樹を活用した新たな事業が、当市の資源としてますます発展することを願う」と話した。