【足利】市は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、来年1月10日に予定していた成人式を同10月31日に延期することを決めた。県内や隣接する群馬県内などで感染拡大が続いているほか、県が「医療危機警報」を出したことなどを踏まえ判断した。

 新成人には通知文を郵送するなどして周知する。衣装代などの負担を考慮し、10月の式は平服で行う。また延期に伴う衣装レンタルなどのキャンセル料については、市が一部助成することを検討するという。

 市は当初、1月10日に例年通りの地区別9会場で、スペースが確保できる体育館などを使い30分程度に時間を短縮して開催する予定だった。今月24日に各会場の地区運営委員会と情報交換したところ「地域で祝福したい思いはあるが、現在の状況下では難しい」との意見が寄せられたという。

 近隣市町では既に栃木、小山両市が来年11月7日への延期を決め、佐野市は「収束の見通しが立たない」として中止を決めている。