25日の運賃改定を前に、初乗り500円の新ステッカーを貼るタクシー会社の従業員=24日夕方、宇都宮市西川田町

 栃木県地区のタクシー初乗りの上限運賃が25日から「1・1キロ500円」に改定されるのを前に、県内のタクシー事業者は24日、車両メーターの設定切り替えや、初乗り運賃を表示するステッカーの張り替え作業を行った。

 宇都宮市西川田町の矢野自動車は同日夕方から作業を開始した。25日朝に掛けて全60台を新運賃に対応させるという。飯島迪夫(いいじまふみお)常務取締役(76)は「コロナ禍で業界は厳しい状況が続いている。短距離利用の『ちょい乗り』需要を拡大し、従業員の労働条件の改善につなげたい」と話した。

 95社が加盟する県タクシー協会によると、改定前の初乗り運賃は2キロ740円。初乗り以降の加算運賃は276メートルごとに90円から、271メートルごとに100円へ改定される。長距離利用は実質的に値上げとなる。