休業日を伝えるスーパー内の掲示=22日午後、栃木市城内町2丁目のヤオハン城内店

 県内の小売業で年末年始の休業日を増やしたり、営業時間を短縮したりする動きが広がっている。働き方改革を背景に見直しが進んできたが、今年はコロナ禍で負担が増えた従業員をいたわり、決断した企業もある。密を避けるため、正月恒例の販促活動を抑える動きもあり、例年と違った年明けになりそうだ。

 栃木市、小山市、壬生町に計9店舗を展開するヤオハン(栃木市)は、全店で来年1月1、2日を休業する。従来休みは元日のみだったが、30年ぶりに1日多い2日間にした。

 鈴木宏和(すずきひろかず)取締役管理部長は「1日分の売り上げが減ることになるが、食のライフラインを守るため頑張ってきた社員に家族との大切な時間を過ごしてほしい」と説明する。

 たいらや(宇都宮市)は、店休日を1月4日から同月1、2日に変更した。コロナ禍による従業員の負担増を考慮したという。

 今年、年始に定休日を設けて年中無休営業を見直したオータニ(同)は、来年も1月3日を休みにする。感染防止策として、多くの客が集う元日の商品券発売の中止も決めた。かましん(同)も、抽選会の開催を一部で控える方針だ。

 一方、ベルモール(同)は12月31日、来年1月1日の閉店時刻を1時間前倒しし、午後8時までの営業とする。津布久勇治(つぶくゆうじ)支配人は「客足の少ない時間帯。働き方改革や経営の効率化の一環として決めた」と話した。