シンプルで、どこか懐かしい。ふと思い出してまた食べたくなる味だ。

 具はキャベツとイカのみで、青のりと紅ショウガをトッピングしている。「毎日食べても飽きない」と常連客。昼時には、地元の農家や作業員がひっきりなしに訪れる。1日に60~70パックが売れる人気だ。

 元々は日用品などを販売する店だったが、約40年前に焼きそばの販売を始めた。

 2代目店主の宮田正樹(みやたまさき)さん(41)が、17年前から先代の父に代わり調理を担当。イカは冷めても固くなりにくいムラサキイカを使い、ソースは2種類を独自にブレンドする。豚肉を入れたこともあったが、油っぽくなり「これは違う」と入れるのをやめた。伝統の味を守り続ける。

 サイズは3種類あり、大が330円、中が230円、小が120円。30年前には弁当の販売も始め、現在では約30種類が並ぶ。JAはが野の直売所でも販売している。たくさん食べたいときには大を、弁当と一緒に小をと、気分に合わせて選べるのもうれしい。

 ◆メモ 真岡市島895ー1▽営業時間 午前9時~午後2時▽日曜定休▽(問)0285・83・1754。