【今市事件】発生12年、子ども守る誓い再確認 大沢小関係者ら

 日光市(旧今市市)で2005年、大沢小1年だった吉田有希(よしだゆき)ちゃん=当時(7)=が連れ去られ、殺害された今市事件は1日、発生から12年。殺人罪に問われ、一審宇都宮地裁で無期懲役判決を受けた被告の控訴審は東京高裁で続く。事件を機に増えた防犯ボランティアは減りつつあるが、子どもの見守りを続ける地元関係者は安全・安心な地域を守る誓いを再確認した。

 控訴審では無罪を訴える勝又拓哉(かつまたたくや)被告(35)の弁護団と検察側の主張が真っ向からぶつかっている。「真犯人がいたらと思うと…。どんな結論でも真実を明らかにしてほしい」と裁判の行方を注視する。

 防犯ボランティアは近年、減少傾向にある。県警によると、防犯ボランティア団体の構成員数は16年末で6万8876人。ピークだった11年の約10万人から31%減った。メンバーの高齢化と少子化が主な要因だ。