【小山】浅野正富(あさのまさとみ)市長は23日記者会見し、来年1月10日に予定していた成人式を同11月7日に延期すると発表した。延期の理由は「新型コロナウイルス感染拡大の要因となる可能性を否定できない」としている。浅野市長は新成人に対し「延期の決定を大変申し訳なく思っている。今回に限ってご了解いただきたい」と述べた。

 成人式は中学校区ごとに11会場で開く予定だった。市は会場となる中学校の負担を軽減するため、来夏に完成予定の市立体育館に会場を移す。新成人の対象者は市内に1721人、市外在住者約80人も出席を希望している。密集を避けるため、館内で会場を分けたり、時間をずらしたりして開催することを検討している。

 延期を決めたのは、市から相談を受けていた小山地区医師会が「ワクチンの接種が3、4月から始まる。5月の連休明けに延期した方が賢明だ」と勧告したため。これを受け、振り袖を着る女性の暑さや東京五輪・パラリンピック、国体リハーサルの日程などを考慮して11月開催を決めた。

 市はレンタル衣装のキャンセル料に対する助成を検討しているが、予算規模は未定。美容室のキャンセル料は検討していないという。

 一方、同じ小山地区医師会管内の野木町は「感染対策をしっかりした上で予定通り開催する」としている。