新郎新婦越しに夜空を彩る「ほほ笑み花火」(柴田大介さん撮影)

 【足利】新型コロナウイルス感染症の影響で自粛続きだった1年の締めくくりを笑顔で迎えてもらおうと、名草上町の須永花火田島煙火工場(田島浩(たじまゆたか)代表)は19日、田中橋下流の渡良瀬川河川敷で「ほほ笑み花火」1千発を打ち上げた。

 花火玉を使った「募金玉」を市内121カ所に設置、企業や飲食店など83社も協賛するなど、地域住民の善意で実現した。

 寒風が吹き抜ける中、午後6時すぎ、54枚の仕掛け花火が披露された後、2~4号玉1千発が約8分間、師走の夜空を彩った。

 打ち上げ前には、開催趣旨に賛同した佐野市内の結婚式場「アルシオーネ・コート佐野」と足利デザイン・ビューティー専門学校の協力で結婚式を実施。挙式を見合わせていたという同市堀米町、会社員小川瑛司(おがわえいじ)さん(26)、綾香(あやか)さん(26)夫妻が式に臨み「すてきなご提案をいただき、美しい花火とともに祝福され、一生の思い出になった」と笑顔を見せていた。