全国大会優勝経験もあるバレーボール強豪校で起きた体罰問題。防止に取り組んできた県高校体育連盟(高体連)は「起きたことも、その後の対応も問題」と、足利工大付属高が記者会見した30日まで報告がなかったことに苦言を呈した。

 同校は体罰を把握した数日後、県文書学事課に電話で一報を伝えたが、同課が求める事故報告書は未提出。県高体連には一切報告がなかった。

 全国高体連は大阪市立桜宮高バスケットボール部で2012年に男子生徒が顧問の暴力を受けた後に自殺したのを受け、14年に「体罰根絶全国共通ルール」を制定。県高体連は各校に体罰があれば速やかに書面で報告するよう通知していた。