中華を中心に昭和の雰囲気を漂わす店。

 看板メニューはラーメン税込み400円、チャーシュウメン500円、カレーライス500円、かつ丼600円の四つ。安さに目を見張る。

 味は素朴でシンプル。スープは鶏がら、豚骨、野菜で仕込み、黄色いカレーは小麦粉とラード、カレー粉で作る。かつ丼は基本、タマネギはなく、豚もものカツを卵とだしでとじる。

 創業70年以上。メニューは父の代まで、この4品だけ。そこが原点だ。消費税導入の1989年以来、値上げしていない。「伝統の味を守り、値段もできるだけ今のまま続けたい」と3代目店主の増渕貴史(ますぶちたかし)さん(54)。

 60代常連客に「子どもの頃、ラーメンは風邪をひいた時しか食べられなかった」と言われる。池田屋の味に思い出のある人は多い。

 増渕さんは21歳の時から店に携わり、酢豚、鶏の唐揚げ、ワンタンメンなど70品にも増やした。麺とご飯ものはハーフにも対応。ラーメンと半チャーハンで700円。郷愁を味わえる店だ。

 ◆メモ 真岡市田町1の20▽営業時間 午前11時~午後2時、午後5~8時▽火曜定休 (問)0285・82・2426。