小山市城東6丁目の住宅街にある「やきそばエンゼル」。約40年前に開業した老舗の味を求め、県内外からたくさんのお客さんでにぎわう。

 「創業以来の味をこれからも守っていきたい」。店主大津留悦子(おおつるえつこ)さん(64)は大きくうなずいた。

 もともと、市内のやきそば店で働いていた実母が開業し、15年ほど前に現在地に移転。実母や夫が亡くなってからは、大津留さんがお店の味を守っている。創業当時からのお客さんも多く、子どもからお年寄りまで愛されるお店だ。取引業者も当時から変えていない。「人と人とのつながりを大切にしたい」という人柄がにじみ出る。

 お薦めは「肉ポテト焼きそば」(税込み490円)。ほかほかのジャガイモと甘辛いソース、もっちりとした麺が絶妙に絡み合い、どこか懐かしい味が楽しめる。麺はクチナシの実を練り込み、豚バラは厚めに切ってもらうなど一手間を加えている。

 焼きそばのほかにも、1年を通して楽しめる大判焼きやおでんも人気だ。焼きそばを待ちながら、注文するお客さんも多いという。

 「長く続けてこられたのはお客さんのおかげ。『また来るよ』という一言がうれしい」

 ◆メモ 小山市城東6の25の11。午前10時~午後7時。月曜定休。(問)0285・23・3315。