パンフレット部門で南伸坊賞を受賞した「地と」と遠藤さん

佐野市公式プロモーションビデオ「MY CITY」の一こま

パンフレット部門で南伸坊賞を受賞した「地と」と遠藤さん 佐野市公式プロモーションビデオ「MY CITY」の一こま

 一般財団法人の地域活性化センターが主催する「第2回地域プロモーション大賞」の受賞者がこのほど発表され、動画部門で佐野市の「MY CITY」、パンフレット部門で栃木市の「地と」が審査委員賞に輝いた。同大賞は地域の魅力を国内外に発信していこうと、全国の自治体を対象に昨年度スタート。本年度は動画125点、パンフレット107点の応募があり、それぞれ上位8点が入賞作品に選ばれた。

 ■「地元感」を映像で表現 佐野

「MY CITY」は2018年に公開された市公式プロモーションビデオ。市出身のラッパーDOTAMAさんが自ら書き下ろしたテーマ曲をバックに、市ブランドキャラクター「さのまる」と共に市の魅力をPRする様子を描いている。

 審査委員賞に選んだ和歌山大観光学部教授の木川(きがわ)剛志(つよし)さんは「応募作品の中で最も『地元感』が現れていた映像」と評価。DOTAMAさんは「地域の魅力はそこに暮らしている人々自身にある。佐野の魅力を広く知っていただくきっかけになればうれしい」と喜びを語った。

 市は店舗などで受賞作品を放映してもらえる事業所を募集している。(問)市都市ブランド推進課0283・27・3012。

 ■働き暮らす「人」に焦点 栃木

 「地と」は、イラストレーターの南伸坊(みなみしんぼう)さんが審査委員長を務めるパンフレット部門で「南伸坊賞」を受賞した。

 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている嘉右衛門(かうえもん)町伝建地区で店を営む人や暮らす人を取り上げ、魅力を発信している。

 市地域おこし協力隊員の遠藤百合子(えんどうゆりこ)さん(38)が中心となって作製した。景観や建物が注目されがちな中で「人」に焦点を当てたいと考えたという。

 審査では「すべてにわたって堅実につくられたパンフレット」などと評価された。遠藤さんは「伝建地区に興味を持つきっかけになればいい」と受賞を喜ぶ。

 3月に第1号、9月に第2号を発行、ともに市ホームページで公開している。