「一日店長」としておでんを振る舞う岡野さん(左)

 【大田原】一般社団法人「えんがお」が運営する山の手1丁目、レンタルスペース「てのかご」の利用が増えている。希望者が同スペースの食堂などを借りて半日単位で営業する仕組みで、現在は6人の「一日店長」が参加。今月は計12回の出店がある。同法人の浜野将行(はまのまさゆき)代表(29)は「何かやりたいことがある人が、初期投資を抑えて挑戦できる環境を整えた。さまざまな人が集まることで地域の人的資源も厚くなる」と手応えを感じている。

 若者の力で高齢者支援や地域おこしに取り組む同法人は、活動拠点「みんなの家」の向かいにある元和食料理店の空き店舗を「てのかご」として整備し、6月から運営を始めた。1階の食堂部分は半日4千円で貸し出し、食器などは共用で、自由に営業してもらっている。