梅酒づくりに携わった那須拓陽高生と菊の里酒造の阿久津社長(左)

 【那須塩原・大田原】那須拓陽高で生産した梅「白加賀」を使った菊の里酒造(大田原市片府田)の梅酒「梅子」が1千本完成し、16日から販売が始まった。同校の生徒がラベルもデザインし、同校と同酒造の初のコラボ商品になった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年は同校が地域住民に農場を開放して梅の実を収穫してもらう恒例の「梅狩り」が中止になった。そこで、行き場を失った梅100キロを同酒造が購入し、契約農家の梅と一緒に仕込むことにした。阿久津信(あくつまこと)社長(45)は「一期一会の縁がいい酒づくりにつながった」と話す。

 梅の収穫やヘタ取り、瓶詰めなどの作業を農業経営科果樹専攻3年の3人が手伝った。このうち、ラベルのデザインを手掛けた猪?咲希(いのせさき)さん(18)は「高校や梅子のマスコットキャラクターを描き、緑色と桃色のグラデーションで梅の爽やかさを出した」と語った。

 県北の酒屋やスーパーマーケットで販売。アルコール度数11%。720ミリリットルで1540円。売り上げの一部は日本ユニセフ協会に寄付するという。(問)菊の里酒造0287・98・3477。