「子ども食堂」で学習支援も 元・現小学校長が食後にサポート 佐野

 【佐野】市内でデイサービスセンターなどを運営するHSコーポレーション(早川茂(はやかわしげる)社長)はこのほど、富岡町のサービス付き高齢者向け住宅「花咲(はなえみ)さの」内に、市内で初めて高校生までの学習支援にも取り組む「はなえみこども食堂」をオープンした。市内小学校の元・現職校長が希望者を対象に、ボランティアで食後に児童生徒をサポートする。

 同社は寺中町のデイサービスセンター「ほほえみ」で、昨年10月から市内初のこども食堂として「ほほえみこども食堂」を運営。孤食の子どもたちや、共働き、一人親家族など誰もが訪れやすい交流の場として地域に定着しつつある。

 新設した「はなえみこども食堂」では、小学校の現職校長1人と退職した元校長3、4人の協力を得て、訪れた児童生徒の学習支援も行う。塾に通えないなど、支援が必要な子どもたちの参加も呼び掛けている。

 初回の16日は小学生などの子ども22人、大人13人、市内外からのボランティア10人、見学4人が参加。バイキング形式でご飯やみそ汁、白身魚の唐揚げやレンコンサラダなどを各自で取り分け、にぎやかな雰囲気の中で夕食を味わった。

 食後、宿題を持参した児童は別室で元校長らの指導を受けながら勉強。未就学児などには遊ぶスペースも設けられ、それぞれ充実した時間を過ごした。