宿泊事業者に月1回程度の定期的なPCR検査を実施している那須塩原市は18日、使途に応じて寄付を募るクラウドファンディング型ふるさと納税を活用し、検査費用の支援の受け付けを開始した。

 事業費の確保だけでなく市の取り組みを広く知ってもらう狙い。返礼品には市内旅館の宿泊券もあり、市企画政策課は「事業の趣旨を理解して広く協力してもらい、ぜひお越しいただけたら」としている。来年3月31日まで。

 観光事業者へのPCR検査で安心安全を見える化するなどの、市の「持続可能な観光モデル」の一環。検査の事業費は入湯税を充当して財源としているが、1560万円が不足するため目標額として寄付を募る。

 返礼品は、市内の店舗で優遇を受けられる市民カードのほか板室温泉の2旅館のペア宿泊券など。宿泊券の登録施設は現在2施設だが今後増やす予定。同課は「日本一安心安全な観光地を目指す上で観光客にも責任を果たしてもらい、市内観光を体験してもらいたい」と呼び掛けている。

 (問)市企画政策課0287・62・7315。