前回41位からの巻き返しと県記録更新に燃える男子の那須拓陽=大田原市内

20年ぶりの都大路に向け調整に励む宇都宮文星女=県総合運動公園第2陸上競技場

全国高校駅伝コース

前回41位からの巻き返しと県記録更新に燃える男子の那須拓陽=大田原市内 20年ぶりの都大路に向け調整に励む宇都宮文星女=県総合運動公園第2陸上競技場 全国高校駅伝コース

 男子第71回、女子第32回全国高校駅伝競走大会は20日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする男子7区間42・195キロ、女子5区間、21・0975キロで行われ、本県から男子は那須拓陽(3年連続11度目)、女子は宇都宮文星女(20年ぶり3度目)が出場。夢の都大路に挑む両校の戦力を紹介する。

■目標は県記録更新 男子・那須拓陽

 県大会では7区間中5区間で区間賞を獲得し、2時間13分26秒で優勝した那須拓陽。全国大会では前回、前々回と41位に沈んだが、5000メートル14分台を9人そろえた今回は、2007年の関東大会で同校がマークした2時間5分41秒の県記録更新に挑む。

 チームの中心は、共に1年時から都大路を走ってきたエース海老澤憲伸(えびさわけんしん)と主将の工藤巧夢(くどうたくむ)だ。5000メートルチーム最速の14分22秒を誇り、エース区間の1区(10キロ)を任される可能性が高い海老澤は「しっかり上位でつなぎたい」と責任感をにじませ、上りが続く3区(8・1075キロ)を走る予定の工藤は「気負わず、いつも通りの走りをする」と静かに闘志を燃やす。「1~3区の走りが全体の流れをつくる」と鈴木賢一(すずきけんいち)監督が指摘した通り、序盤から攻めの走りでチームを勢いに乗せたい。

 このほか4区は調子が上向きの稲葉夢斗(いなばゆめと)、7区は松本海音(まつもとかいと)の起用が予想される。鈴木監督は「十分に記録が狙えるメンバー。1秒でも縮める走りをしてほしい」と期待している。