企業の人材育成などを支援する一般社団法人「キャリアサポートセンター」(宇都宮市、葆東雅仁(ほうとうまさひと)理事長)は22日、がん患者の就労支援サービスを来年4月から始めると発表した。専門家による個別相談や、患者と企業をつなぐスマートフォン用アプリ運用が柱。がん罹患(りかん)後の離職が社会問題となる一方、相談窓口の不足が懸念されており、患者支援団体からは期待する声が上がっている。

 県保健福祉部によると、県内の病院などに設置されている患者向け相談窓口は計18カ所。同部が昨年9~11月に実施した調査で、就労相談の専門家を配置していると回答したのは3カ所(設置予定含む)にとどまり、専門的な相談体制の整備が課題となっている。