親子連れでにぎわうおもちゃ団地チャリティーバザール=2019年12月

 【壬生】年末恒例の「おもちゃ団地チャリティーバザール」が今年、新型コロナウイルスの影響で中止になった。同団地協同組合のホームページ(HP)で9月に中止が告知されたが、楽しみにしていた家族は多く、同組合は来年の復活を誓っている。

 同組合と同団地企業連絡協議会が地域活性化を目的に始めたバザールは、今年で49回目を迎える予定だった。例年12月の第2土日曜に開催。クリスマスプレゼントのおもちゃが格安で買えるとあって、県内外から約6万人もの買い物客が集まる。

 同団地内を主会場にしていたが、昨年は壬生総合公園駐車場に変更。混乱を避けるため買い物客をメーカーごとに分けて待機スペースを設け、誘導員が順次、販売会場に案内する方式を取った。今年は同公園内の陸上競技場に会場を移す予定だった。

 しかし、現状では3密を避けられないと判断。実行委員会の会議で中止を決定し、HP「おもちゃのサイト」で告知した。同組合の栃木卓夫(とちぎたかお)専務理事は「子どもたちに笑顔をプレゼントしてきたバザールの中止は苦渋の決断だった」と話す。

 50年の歴史を持つ同バザールには親子2代で来ている人もいるという。「もしかしたら開催されるのでは」という期待を込めた問い合わせが、今も寄せられている。

 栃木専務理事は「組合内では、ウィズコロナを前提に感染防止対策を練り直し、来年は実施しようということでまとまっています」と人気イベントの復活開催に意欲を示した。