新体制発表で来季への意気込みを語った宇都宮ブリッツェンの選手ら=県庁

 自転車ロードレースの宇都宮ブリッツェンは16日、県庁で2021年シーズンの新体制発表会見を開いた。テスト生として10月のスペイン遠征に参加した前イナーメ信濃山形の小嶋渓円(こじまけいえん)(23)ら3人が新加入。選手やスタッフが一体となって前に進むという意味の「全輪駆動(ぜんりんくどう)」をスローガンに掲げ、来春に開幕する「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」の初代王者を狙う。

 選手は今季と同様の10人体制。小嶋のほか、22年いちご一会とちぎ国体に向けてトラック競技にも挑む貝原涼太(かいはらりょうた)(23)が愛三から移籍し、作新大4年の及川一総(おいかわかずさ)(22)が新加入した。

 東京五輪代表の増田成幸(ますだなりゆき)(37)が引き続き主将を務め、阿部嵩之(あべたかゆき)(34)が副主将に新任。ほかに小坂光(こさかひかる)(32)、堀孝明(ほりたかあき)(28)、西村大輝(にしむらひろき)(26)、小野寺玲(おのでられい)(25)、中村魁斗(なかむらかいと)(23)と契約を更新した。

 来季はJプロツアーには出場せず、国内地域密着型プロチームが参戦するJCLが主戦場となる。ゼネラルマネジャーも兼任する清水裕輔(しみずゆうすけ)監督(39)は「厳しいシーズンになると思うが、ぶれない形を持ち価値のあるものつくっていきたい。JCLで初代王者を目指したい」と抱負を語り、増田主将は「人生で最も大きなレースである東京五輪へ向けてしっかり磨くと同時に、主将として個々の持ち味を生かしたチームづくりをする」と決意を述べた。